ハンドガードを取り付け!(3)

またまた作業の続きです。

バーエンド部には前回のようにアルミのスペーサーカラーを入れました。そしてマウント側ですが、マウントとハンドガードが離れているので、間にステーを入れて接続する、というのを実現しなければなりません。

ということで、使用するのは、エーモンの汎用ステーです。幅25mm、全長150mm、厚さ2mmのステンレスです。

ちなみにステーの穴のサイズはM8。今回は使用ボルトをすべてM8サイズのボタンキャップボルト(頭が傘みたいなやつ)に統一することにより、5mmのヘックスレンチで作業可能な仕様とします。ありがちなキャップボルトのM8とかにしちゃうと、レンチが6mmとかになっちゃうので、ボタンキャップボルトにしないといけないのです!

さて、難関のステーの加工ですが、当初は1万円以上するようなバイス(万力)を買おうかとも思ったのですが、もったいないので、家の前の側溝の蓋のグレーチングを利用することにしました。

コレです。

厚さ2mmのステンって「硬いな〜」という印象だったのですが、ためしに両手で力を入れてみたらちょっと曲がったので、意外と簡単に曲げられるかも?と思ったのです。

こんな感じでグレーチングにステーを固定し、ペンチでグイッ!と曲げれば、いとも簡単に曲がりました。

で、まずはブレーキ側。ステーなしで普通に組むと、ハンドルを右に切った際にハンドガードがカウルに干渉していました。このように、ステー経由でマウントに固定することにより、カウルの干渉をギリギリ回避できる感じになりました!

今度はハンドルを左に切ると、残念ながらちょっとメーターに当たってしまいました。でも、ほぼハンドルフルロックに近いレベルなので、まぁ問題ないでしょう。転倒したら、若干、メーターマウントに影響が及ぶかもしれませんが。。

同様な感じで、クラッチ側も作業しました。一度やると慣れているので、10分くらいでステーの加工と取り付けは完了。


どうでしょう?

なんだかメカっぽくて、いいですね!ガンダムなテネレにはお似合いです。

ということで、完成形です。